税理士の資格取得を目指すとき、その動機は人それぞれと言っていいかもしれません。とはいえ、ほとんどの人から返ってきそうな答えは、独立開業を目指したい、あるいは就職に必要だから、親の事務所を引き継ぐためとか、ではないでしょうか。

なかには、収入がいいから、周りを見返したいから、資格取得で意識が変わるかもしれないから、精神修養のためなどもあるかもしれません。収入がいいから、なんて動機としては低俗的だなんてバカにしてはいけません。

税務相談にあたる顧客の中小企業経営者もある意味では利益を上げたいからにほかなりませんから、相談を受ける側が日常のやりくりで精一杯ではとてもいい考えは浮かばないでしょう。

経営相談を受けるという言うことは、顧客の立場になって考えていかないとその会社に合ったアドバイスはできないでしょう。もちろん法律上抵触するような事は論外ですが、業務効率化とか新事業開拓とかいろいろ手法は考えられそうです。

あるいは、事務所を構えたとして順調に利益が得られるようになれば、増員も可能になるでしょう。そうなれば、業務拡張も考えることもできるようになるかもしれません。そこで働くスタッフにも還元できれば、スタッフも更にいっそう頑張ってくれるかもしれません。

お金が全てとは言いませんが、お金で解決できることが多いのも動かしがたい事実です。そう考えると、単に税務関連知識を受験科目にあるからやむを得ずやるというのではなく、実務についた時に顧客から相談をもちかけられた時の考えられる知識の幅を広げる意味で必要なもの、というポジティブな意識で取り組んだ方が自分のものにできる可能性も広がることでしょう。

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