admin Posted on 11:09 PM

税理士登録のためにも早めの就職活動を

税理士試験に合格しても、実務経験がないと税理士登録ができません。税理士を目指そうと決断した時点で、実務経験をどう得ていくか考慮して進めていく必要があります。税理士となる資格を有する者として税理士法(以下「法」と略します)上、①税理士試験に合格した者②税理士試験の試験科目全部について、法第7条(試験科目の一部免除等)又は第8条により税理士試験が免除された者③弁護士(弁護士となる資格を有する者を含む。)④公認会計士(公認会計士となる資格を有する者を含む。)の4者が規定されていますが、うち①及び②の2者については、租税に関する事務又は会計に関する事務で政令に定めるものについて従事した期間(実務経験)が通算して2年以上あることが必要とあります。

この実務経験にはパート(アルバイト)でも認められていますが、勤務日数・勤務時間等の実態に応じて税務又は会計に関する事務に従事した時間を積み上げ計算しその計算書を提出する必要があります。無報酬で行った場合は「対価の伴わない従事として」実務経験に組み込めませんので留意が必要です。受験資格にも関係してきますが、学識、他資格保有、職歴、受験資格認定という選択肢のなかで、まずは合格することに集中して大学等在学中に受験準備を進めていく、卒業後専門学校に通って一気に合格を目指す、まずは就職して働きながら受験勉強を進めていく、などいろいろなパターンが考えられるでしょう。会計事務所など実務経験として認められる業務に就きながら、税理士試験合格を目指すのであれば一挙両得ですが、このケースは正直かなり時間的にも精神的にもかなりハードとなることを覚悟しておく必要があります。専門学校に通いながら、というケースも合格が遅れるとやはり就職を視野に入れておかないと、求人条件的に厳しくなってきます。いずれにしろ税理士登録に実務経験を必要とする以上就職は切り離せないものとなってきます。そこで、どのような就職活動方法があるかは考えておく必要があると言えそうです。